先生の気持ちと生徒の気持ち
みなさん。こんにちは(^^♪
毎週1回は、なるべく更新したいのですが、先週はちょっと忙しく更新が遅れました。
なにかあっという間に10月になってますね。振り返れば、2018年3月に教室に通い始めて、もう1年半を過ぎたんですね。 毎日ピアノを弾いているとほんと日々が過ぎるのがあっという間です。
基本的には、土曜日・日曜日にレッスンを入れて、そこを目標に練習していって、そして、また次の土曜日・日曜日に向けて、というサイクルですが、そうこうしているうちにもう1年7か月。成長したんでしょうか・・・(^^;
今日は少し残念なことがありました。
会社の同僚で大人からピアノを始めて3年になる方がいて、少しお話をしたんですね。
「最近ピアノどうですか?」って。
ところが、「もう3か月もピアノに触れてない」「レッスンも一時休止にしている」とのこと。
話を聞いてみると、「先生が次から次に、発表会、発表会と言って、気持ちが滅入ってイヤになってしまった」「もっと自分は、軽い趣味程度でいいのに」とのこと。
要するに、
先生と生徒(同僚)の温度感がだいぶ乖離しているんですよね。
彼の話を聞いていると、これは事実だと思います。
残念なのは、ピアノを始める時は彼にも「ピアノを弾きたい!」っていう気持ちがあったんですよね。
それが、今は「気持ちが滅入って、3か月もピアノに触れてない」になっているんです。これが一番残念なことです。
先生も同僚もどちらも幸せではないですよね。
なぜ、こうなってしまったのか?
ここからは、事実かどうかわかりません。
①先生の問題として考えられるのは、
先生もきっと発表会に出てほしい気持ち、それから彼の成長を思ってかもしれないし、きっといろいろな思いがあって、なのでしょうが、その気持ちは全く伝わっていないんですよね。
先生は、
コーチング、つまり「導くこと」に少し失敗しているかもしれません。
これは、本当に難しいですよね。
ティーチング、つまり技術を教えることは、音大を出ている先生なら、大人初心者にはある程度できることかなぁと思います。
仕事で言うと、後輩・若手にこの仕事はこういうふうにするんだよって、技術そのものを教えることです。
一方でコーチングは全く別物で、後輩や若手に気づきを与えたり、やる気やモチベーションを生んだり、本人が主体性をもって臨む方向へ導いていきます。
ただ、これには、ちゃんと話しを聞いたり、様子をウォッチしたり、コミュニケーションが大事で、タイミングも非常に重要で難しいことです。
このタイミングを誤って進めようとすると逆効果になりますし、こうなってほしい、はずが、まったく逆になってしまうんですよね。
せっかく「ピアノが弾きたい!」と思う生徒を、ピアノ嫌いにしたい先生なんて、きっとひとりもいないと思います。
先生もきっと一生懸命に教えてるんだと思います。
だからこそ、ちょっと残念です。
②また、生徒の問題として考えられるのは、
生徒も、大人の生徒であれば、「どんなふうにピアノを弾きたいのか」など、思っていることをちゃんと伝えられると思うし、伝える必要がありますよね。
ここをちゃんと話していなかったかもしれません。
でないと、先生もわからないし、レッスンの熱量だけが大きくなってしまいますよね。
どっちがどっちだか、両方だかわかりませんが、
もう少し時間がたって、また彼が、鍵盤に触れる日が来るといいなぁって思います。
今日は、レッスンのことを書こうと思っていましたが、予定外の記事になってしまいました(^^;
また今度書きますね~。
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