パッヘルベルのカノン
こんにちは。今日は、バーナムピアノテクニックについて、話そうと思いましたが、別のことについて書くことにしますね。
弾きたい曲がたくさんあります。
そんな僕は、時々、先生に、「これじゃ、弾きたい曲が弾けずに死んでしまいますね。笑」なんて冗談交まじりに言ったりします。笑
どうしても弾きたかったカノン
今日はその中から特に弾きたい曲をピックアップしました。
ヨハン・パッヘルベル作曲、パッヘルベルのカノンです。
この曲は、誰もが知っている曲で、ずっとずっとたくさん聴かれていますよね。結婚式や卒業式等々。聴いたことがない人って、いないんではないでしょうか?
元はピアノ曲ではないですが、たくさんのアレンジが出ています。
このカノンができたのが、なんと1680年付近というから、本当に驚きです。
だって、その間ずっとずっとこんなにたくさんの人に愛される曲だなんて。
しかも、全く古さを感じませんよね。なんていう偉大な曲って思っちゃいます。
こんなに愛されるのは、どうもコード進行にあるようですが、人々が心地いい運びを300年以上も前の頃から作りあげていたというすごさ。
日本のポピュラー音楽にも同じコード進行がたくさん使われているそうですが、この曲に人の胸をうつ基本があるように思えてならないんです。
だから、この曲は絶対に弾きたいと思いました。
そして、いろいろなカノンを聴きましたが、どうしても僕は全音ピアノピースの楽譜で弾きたかったんです。
この曲はレッスンで僕が2曲目にピックアップした曲です。(1曲目のお話しはまた今度しますね)
2018年6月中旬~10月末まで練習しました。
自分のレベルを超えた曲に苦戦
先生は、ピックアップした時に「弾けますよ」と言ってくれたんですが、正直、カノンがこんなに難しいと思っていませんでした。。。。笑
それは、そうですよね。僕は初級で、一般的にカノンは中級らしいですから。笑
中盤が特にごちゃごちゃしていて、符読みと運指の確認でひと苦労です。
それなのに、全音の難易度はCですよ。
「えっ!?これでCならEとかどんな??」
って思っちゃいました。ピアノってすごいですね。。。
とにもかくにも、苦労しましたが、ほんとに上手ではないですが、先生の指導もあって、なんとか、それなりに曲になったんですごい嬉しかったです。
先生、ありがとう!
練習の様子↓
ピアノ パッヘルベルのカノン 全音ピアノピース No.448
曳舟文化センターで初の大ホール演奏
そして、なんと!この曲で2018年11月4日(日) 東京、曳舟文化センターの大ホールで初めて弾くことになったのです。
大ホールで弾くのも初めてで、本当に緊張しましたが、楽しかったかな。笑
結果は、さんざんでした。笑。
最初の方、不安視していなかったところで躓き、その後、崩れてしまいました。
先生は「最後までがんばりました」って言ってくれたけど、、、
先生、やさしい。。。
失敗したのは、もちろん悔しいけれど、本当にいい経験をしたのと、今の自分のレベルがわかったし、また、がんばります。
本番で弾くって本当に大変。
でも、とにかく、本当に苦労したし、そして何より一生懸命やったので、がんばった自分は少し褒めたいです。
一生懸命やる、ずっと頑張る、ずっと弾く
これが僕の欲したものだから。
あと、この曲は大好きなので、いつ、どんな時でもすぐに弾けるようにしたいと思います。