音楽文化を発展させるには
みなさん、こんにちは(^^)
すみません。少し、更新が飛んでしまいました。このブログは不定期ではあるんですが、読んでくださっている方もいらっしゃるのと、だいたい1週間に1回はレッスンがあるので、ブログも併せて更新したいと思っていますが、なんだかんだ忙しく・・・。
さて、コロナウィルスで政府から学校に臨時休校の要請が出たり、大変なことになってきましたね。僕も今は、時差出勤している状況です。
受験や卒業式など、大事な時期と重なってしまって、ほんとに早く収束してほしいですね。
今日は、これとはちょっと別の話題をピックアップして・・・
ある大人の音楽教室にやってきた生徒さん
そこで先生からバイオリンを習うようになり、発表会にも参加をしたり、、、そして2年間の月日が流れ・・・
実は、なんと!その生徒は・・・
音楽教室から著作権料を徴収するため、その調査が目的だったというわけです。
JASRACは、この調査書を東京地裁へ提出。裁判になっています。
これ、びっくりですね。。。
先生は一生懸命教えたんだろうなぁと、なんだか、かわいそうになってきます。
いや~。僕はとても2年間も先生を騙して教えてもらえないなぁ。
麻薬の取り締まりとか、であれば、気持ち的にわかるんだけど、一生懸命教えてくれる先生を傷つけるような調査って…
講師が演奏した際は、「まるでコンサートを聴いているように美しかった」と、この職員は証言しているそうです。
今日の夕刊では、明日(日付変わって今日)、その判決が出るとの記事があったんですね。
ちょっと整理すると、
JASRAC側・・・作家の権利を守ることで、その対価を生活の糧としている作家が、また新しい作品を生み出すことができる
音楽教室側・・・そもそも、音楽教室での演奏は指導であり、受講料が高くなったり、その指導範囲を狭めることになり、音楽を習おうとする人も減る
これ、先生がかわいそう、、、という個人的な気持ちとか、感情は置いておいて、ちゃんと考えると、どちらの言い分もわかるんですよね。
そこで、ちょっと著作権法を調べてみると・・・
著作権法第一条は、目的について書いているんですね。
この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。
ポイントは、きっと、この法律の目的からすると、
音楽文化の発展にとってどちらが良いか
でしょうか。
僕個人の気持ちは、
スポーツでも、その裾野が広がると結果的にトップのレベルも上がっていき、発展につながっていく、ということを考えると、やっぱり、音楽教室からは著作権料を徴収するべきではない、という考え方ですね。
作家の方には大変申し訳ないけど、やっぱり、音楽の裾野が広がっていって、後から新しく出てくる才能ある方のためにも、理解していただけるといいなぁって思います。
明日、どんな判断になるか、注目です。
さすがに音楽教室からは徴収しないでほしいなぁ。
みなさんは、どう思いますか?
あっ、ちなみに僕は、JASRACの職員ではありませんから、
K先生、安心して、ピアノ教えてくださいね~。(^^)/
と言いつつ、ほんとの正体は、、、ふふふ
と、今日は、レッスンのことは書きませんでしたが、また今度、書きますね~(^^)/
それでは、みなさん、素敵な金曜日になりますように!
もちろん、ピアノ弾く手も大事にしましょうね~。
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