素晴らしい世界
みなさん、こんにちは。
先日、書きましたとおり、尿管結石の破砕手術が終わり、3週間ほど体内に留置されていた尿管ステントがとれました。
入院中に重くなった指も、少しずつリハビリです(^_^)
尿管ステントのない生活、それは、
なんと、素晴らしいことか!
この一言に尽きます。
毎日続いた血尿も止まりましたし、動いても痛くありません。
これがふつうなんでしょうが、素晴らしいことです。
当たり前のことが、当たり前でなくなると、そのありがたさがよくわかります。
よく大病をすると、
世の中の見え方が変わる
と言いますよね。
僕の友人も大病を克服し、先日、同じことを言っていました。
それ以前に、今回の尿管結石とは別に、僕も高校時代から病気になりました。
入退院を繰り返し、大学生活の半分は、病院にいました。
ですから、どうしても出席が必要な授業は病院から通ったりしていました。
全身麻酔でお腹を開ける手術は6回もしました。
長く入院をしていると、年齢を問わず、いろいろな方と仲良くなれます。
でも、やはり、東京都内の大きな病院ですと、仲良くなっても入院中に亡くなる方もいます。
大企業に勤めて、働き盛り、無念の気持ちが伝わって涙が溢れたこともあります。
病院の中は、入院する科によっては、本当に違った世界があります。
こんな世界があるとは、それまで考えたこともありませんでした。
退院すると、世界が変わって見えました。
キラキラしているんです。世界が。
太陽は眩しく、空は青く高い。
風が歌って、雨音がやさしい。
僕は、手が動く。足が動く。目が見える。耳が聞こえる。
これは、当たり前でしょうか?
ピアノを弾きたくても弾けない人がいます。
(技術的にではなく、もちろん物理的にです)
そう考えると、僕はラッキーです。
素晴らしい世界を自ら灰色に染めないでください。
さぁ、今日もピアノを弾きましょう。
弾きたいと思って躊躇している方も
いっしょにピアノを弾きましょう。
世界はキラキラしているのですから。