オピッツのじいさん
こんにちは。
先日、妻のピアノ熱について書きましたが、そんな妻が、
「今からバーナムで弾く曲当てて」と。
♪~♪~~♪~~・・・・・・~♪~♪~・・・・・・
「うーん??わかんないなぁ・・・」
「なんで、今のがわかんないの~??」
えっ・・・わかるものなの・・・???(^_^;)
(答えは逆立ちでした。妻はバーナムピアノテクニック1を使っていて、僕は、バーナムピアノテクニック3から始めているので、曲は全く知りません。笑)
このことを、妻がK先生に話したらしいのですが、「良い練習」だと言われたとか。笑
確かに、当てるのは難しいけど、逆立ちが聴く人に伝わるように弾くのは、大事ですよね。
初めてのプロのピアノリサイタル
そんな妻が、コンサートに行こう!と誘ってくるようになりました。
というわけで、2018年12月14日に東京オペラシティコンサートホールに初めて行ったんですよね。
プロのピアニストのリサイタルって1回も行ったことなかったんですよ。
ゲルハルト・オピッツという方です。
妻が好きなようで、きっかけは、「エリーゼのために(初級アレンジ)」を、レッスンで習っていた時にすっかり妻が「エリーゼのために」を気に入りまして、
「どうしたらもっと上手に弾けるか?」って
一生懸命、このオピッツさんの解説を妻は見ていたんですよね。
(昔のNHKの番組ですね)
それから、オピッツ先生、オピッツ先生って妻は呼ぶようになりました。
(残念ながら、妻のエリーゼのためにの動画は録ってないようです。)
そんなわけで、僕に「オピッツ先生のコンサートいこうよ」って誘ってきたのです。
僕はもちろん、音大で学んだわけでもないから、全然わからないのですが、せっかくなので、初めてプロのピアニストのリサイタルに行ってみることにしたんですね。
演奏が始まると
開演時間になって、オピッツ先生の登場です。
まぁ、見た目、ふつうのじいさん?ですね。
舞台袖からニコニコとじいさんが出てきたんですね。
オピッツってこのじいさんか。
ピアノの前に座って、わりとすぐ弾き始めました。
びっくりしました。笑
このじいさん、、、只者じゃない。。。
(プロなんですから当然なんですが。笑)
なんせ、プロの方の演奏を初めて真近(2列目?)で観たんですね。
アニメのドラゴンボール風に言うと、ちいさな孫悟空が始めて亀仙人に出会ったような、そんな感じですね。
なんでも、このゲルハルト・オピッツというお方、
ドイツ・ピアノ界の正統派を代表する演奏家。音楽解釈におけるこの楽派の流れは、師のヴィルヘルム・ケンプに繋がり、その源流はリストやベートーヴェンにまで直接遡る。
らしく、ベートーヴェンとブラームスに関しては世界最高の演奏家のひとりで巨匠らしいです。。。
そうですかぁ。じいさん、あんた、ほんとすごいよ~。
細かい演奏については、評論できるような知識もないのですが、良い演奏が聴けてよかったです。笑
帰りには、オピッツ先生のベートーヴェンのピアノソナタ全集のCDを買って、サインまでしてもらいました。笑。
このCDは我が家の家宝にしたいと思います。笑
日本語で「ドーモ」(どうも)って、サインしたみんなに言ってましたね。
また、今度、ベートーヴェンを演奏してくれる時に、ぜひ聴きに行きたいと思います。